自分がどのタイプの慢性頭痛なのか。
この見極めがきちんとできていないと、慢性頭痛の治療方針を立てることができません。それどころか治療がまったく逆の方向に向いてしまう恐れだってあるのです。
例えば、脳の血管が拡がることから始まる「片頭痛」だと思い、“血管拡張予防薬”を飲んでいたが、実は「緊張型頭痛」だった。なんていうときは、効果がないばかりか逆効果となります。「緊張型頭痛」の人は、ストレスで筋肉が緊張し、血行もよくないことが多いのですから、薬で血管を収縮させてしまっては、症状が改善されるはずがありません。
このように、慢性頭痛のタイプによって治療方法も違ってくるので、タイプ分けは非常に大きな意味を持っているのです。漠然と「頭痛=痛み止めで対処」では、よくなるものもよくならないどころか、いろいろな問題を生じてしまうかもしれないのです。
どんな頭痛なのかを見極めること。まずそこから、慢性頭痛の治療が始まるのです。 |